コロナワクチン接種顛末記(ワクチンに関する説明、接種会場の様子と副反応)

みなさーん!こんにちは!

TOM's Kitchenです!

 

さて、タイトルにもある通りコロナワクチン接種受けてきました。

今日は自分のための忘備録として、またこれからワクチン接種を受けようと思っている方のなんらかの参照になればと思いその時の様子を記録しておこうと思います。

 

ただし、この記録は私が住んでいる自治体での接種の様子であり、ほかの自治体や職域接種、国の集団接種などとは違っている可能性が大きいです。また私が受けたのはファイザー社製のワクチンであり、接種後の様子などはモデルナなど他社のワクチンと異なると思われます。さらに、体質や年齢などにもよるところが大きいと思うので、接種後の様子など違ったからと言って異常があるというわけではないと思います。

もし、様子がだいぶ違ったりしても不安になることはないと思います。

それでも極端に体調が悪くなったなど不安になることがあるようならば、早めにかかりつけ医にご相談されることをお勧めしますが、大概の場合は「あまり気にしない方がいいですよ。解熱鎮痛剤を処方するので様子をみましょうね」で済まされてしまうと思います。長期的な副反応についてはまだわからないことが多いと思いますが、短期的な副反応、副作用についてはそれほど気にされることはないと思います。

 

今日本で主流のワクチンはm-RNAメッセンジャーRNA)ワクチンと言って、体内で抗原を作りそれに対する免疫反応で抗体を作らせるというワクチンです。抗原を直接体内に入れる通常のワクチンと違って副反応と呼ばれる、発熱や倦怠感、頭痛などが出るまでには少し時間がかかります。

ちなみに、私が想定した副反応は下記の通りです。

接種した部位が痛い・・・筋肉に針を刺しているので痛くなるのは当然でしょう。

(接種部位が痛いのは、副反応と言っていいのか疑問だが)

発熱・倦怠感など・・・ワクチンの効果で体内で免疫反応が起こっている証拠です。

これらはほっておいても問題ないでしょう。あまりにも高熱が続くようならば解熱鎮痛剤(カロナールやロキソプロフェン、アスピリンなど)を使用した方がいいかもしれませんが、微熱程度だったり高熱でも短時間ならば抗体が作られているんだと思っておとなしくしているのがいいと思います。

 

吐き気・頭痛など・・・発熱による可能性もありますが、接種後すぐの場合はアレルギー反応の可能性が高いです。特にアナフィラキシー反応の場合は命に係わることもあるのですぐに医師の診断を受けましょう。

 

私の場合はアレルギーは持っていないので気にはしていませんでしたが、帰宅後にこの症状が出た場合のことを考え(私は土曜日の午後に接種したため)近隣の休日診療してくれる医院を市の広報誌で調べておきました。

 

また、接種券と共に送られてくる説明書に書かれている通り、ワクチン接種をしたからと言ってコロナに感染しないわけではありません。「感染しにくくなる」あるいは「感染しても軽症で済む可能性が高くなる」のがワクチンの効果です。ただし、「感染しにくくなる」の方は阪大医学部が「感染増強抗体」についての論文を発表しており本当に感染しにくくなるのかは私には結論が出せませんでした。

 

そんなわけで前置きが長くなりましたが実際の接種の流れを追っていきましょう。

私の場合は市内で一番大きいホテルの大宴会場が接種会場でした。クルマで10分ほどの距離、駐車場も完備されているのでクルマで向かいました。13時からの予約でしたが、駐車場がいっぱいになるかもしれないと思い早めに出発しました。

結果的には駐車場がいっぱいになることはなさそうでしたが。

重症化リスク高めの枠に入るので同年代の人たちよりも早めに接種してもらえることになったため、おじいちゃんたちと一緒に接種を受けてきました(ま、私ももう少しでおじいちゃんと言われる年齢ですが(笑))

 

12時39分に会場に到着(駐車券の打刻時間)

 

ホテルの入り口で手指のアルコール消毒と検温を行って2階の宴会場前へ誘導される。
12時45分頃接種会場の待合所に並べられた椅子に着席して待つ。15分ほど時間があるのでスマホのメモ帳で会場の様子などを書き留めておくことにする。

会場には問診票を書くテーブル、体温計なども用意されていたがすべて用意してある。

受付は宴会場の前、宴会場が接種会場になっている様子で、接種会場内は撮影禁止。

市の職員(?)の他、ボランティアの方などがそれぞれ役割を書かれたベストを着用し案内をしている様子を観察しながら待っているとあっと言う間に5分前。

 5分前に係りの人が受付時に用意するものの案内があり、私も接種券と問診票、身分証明書、駐車券の処理も受付でしてくれると言うことで駐車券も用意して確認。

 

時間になると受付へ案内される。

ここは一列に並ぶが早いもの順、私は9番目。

後ろには約10名ほどが並んでおり、15分で20名ほどこなしていくようだ。

2分ほど並んで受付では接種券と身分証明書の確認、駐車券の処理とを済ませ、書類を中が見えないクリアファイルに入れて返してくれた。個人情報の保護ですかね?

次は会場の前室で問診票の確認、続いて記載内容の確認。

記載内容の確認と言っても記載漏れなどの確認をしただけで会場内へ。

受付で全部やってしまえば良いのにとも思うが、できるだけ分業にした方が密になりにくいと言うことなのだと思う。実際、ここでは待つことはなくあっさり宴会場へ入れた

。 

 

大宴会場を利用した接種会場内はパーテションで区切られていて、最初に入ったところは医師の問診を受けるブースと待合所になっていた。

ここでも2分くらい待って医師の問診を受ける。問診部屋は4つあり回転は早く、ここでも係りの人がスムースに進むように誘導してくれている。

医師の問診はざっと問診票を確認しながら「疑問点など質問はありますか?」と聞いてくるので、「感染増強抗体」について質問してみたところ、「あぁ、それについては明確に答えることは難しいですね」とのこと。「そうですよねぇ、まぁメリットとデメリットを比べるとメリットの方が大きいと思っていいんですよね」と聞くと「そう思っていただくのがいいですね」と言うことで、書類にサインを貰って問診を終えた。

ここまで実にスムースにことが運ぶ。お役所仕事とは思えない。

 

次は何かなと思いながら係りの人に医師のサインを確認してもらってパーティションで区切られた次の間へ。そこはもう接種会場でした。 

接種会場では椅子に座らされるがすぐに呼ばれる。落ち着く暇もないとはこのことだ。

 

接種ブースをよく見る時間も無かったが、ブースは3つくらいに見えた。

接種ブースに入ると女性の医師だか看護師だかが待ち構えている。

「どちらの腕にしますか?」と聞かれるので「利き腕じゃない方がいいですかね?」。

「そうですね、そうされる方がおおいですね」と言うので左肩を差し出す。

接種は一瞬。

痛くも痒くもないとは言わないが、月一受けてる採血の注射より楽〜!

ここで「今日はお風呂に入って良いですよ」と言われる。「あぁ、ダメなのかと思ってシャワー浴びてきちゃった」などと軽口を叩く。お礼を言って退室。

 

出たところにある受付で問診票と摂取権を引き換えに番号札(摂取済み証の引き換え用)と何時まで待機するか書かれた紙を貰って待機へ。

私は15分待機なので13時26分まで待機。つまりワクチン接種完了は13時11分。(あまりにもことがスムースに進んでいくので時計を確認する暇もなかった)

13時に来て接種完了までたったの11分。市役所が主導で運営しているワクチン接種だから、時間がかかることは覚悟していたのだが、あまりにもスムースすぎて拍子抜けだ。

 待機場所に行くと前の方の空いてる席へと言われるが前の方の空いてる席は30分待機専用と書かれた椅子ばかり。

3列目も空いてはいるが密が怖くて4列目に座る。

 と言っても私の前には9人しかいないのでさほど密ではないのだが。

 

スマホでここまでの流れをメモしながら待つが、時間を持て余す。

あたりを見回すと、最初の受付の近くでみかけたボランティアのお姉さんが働いていた。茶髪のショートヘアで綺麗なお姉さんだなと思ったので覚えていた。もっともマスク効果で綺麗なだけなのだろうが、スタイルもよく体育会系な感じの人だ。どういう経緯でボランティアに入ったのか気になったが、もしかしたらプロのボラティアなのかもなどと想像しているうちに時間が来た。

 

接種済み証を受け取って会場を後にする。駐車場を出たのは13時30分。

早めに行ったことを含めても1時間かからずに接種を終えることが出来た。

実質で言えば所要時間30分。

これだけ世間を騒がせているコロナだが、ワクチン接種はあっさりとしたものだ。

これで感染を防げ、感染したとしても症状の重症化を抑えることが出来るのならば受けて正解だと思う。

 

いやいや、この後の副反応にもよるが、、、

 

夕方までは特になにも感じない。

夕方になって肩が少し痛くなってきたが、よく言われる筋肉痛というより打撲痛と言う感じだった。夜になるとかなり痛くはなるが五十肩と比べれば大したことない。

触ると痛いがそれも大したことない。肩を強打するとこんな感じの打撲痛になるのかなと言う程度。

翌日も発熱や倦怠感などはなく、ただひたすら眠かった。朝も起きられずお昼前にようやく目覚めた。体温を測定してみるが平熱。肩の痛みは相変わらずだが、普通に動かすことが出来る程度だ。

夕方になってかみさんと買い物に行く。重たいビールやお酒を買って帰るが、肩が痛くて持てないなんてことはない。

 

夜になって気が付いたのだが、いつのまにか肩の痛みも消えていた。触れば若干の違和感はあるもののどってことないレベルだ。

 

と言うわけで、私の一回目のワクチン接種の顛末記でした。

接種から丸二日経過しましたが、接種部位に触らなければ元通り。

触っても違和感がある程度で普通にしている分には何ともありません。

 

もちろん副反応の起こり方は人それぞれなので何の参考にもならないとは思いますが、一例として思っていただければと思います。

どちらかと言うと私の忘備録と言う趣旨の方が大きいのでむしろ参考にはしないでもらいたいですね。

 

ただ、過去のブログを見てもらえばわかる通り、私はワクチン接種を受けるかどうかとても悩みました。

むしろ受けたくないとずっと思っていたし、予約開始とともにすぐに予約をしたものの接種の直前までキャンセルを視野に情報を集めていました。

ですが(明確に接種した方がよいとは思えなかったものの)あやふやな情報をもとにしたリスクとメリットを比べると接種した方がよさそうだと言う結論に達したのでそのまま接種することにしました。

ちなみに私が一番懸念したのはm-RNAワクチンと言うこれまで人間に接種されたことのないワクチンを十分な治験がされたと思えない状況で接種することです。

このブログを読まれた方の中にはまだ悩まれている方が多くいるのではないかと思いますが、そういう方はご自身で十分に調べて納得したうえで接種するかどうか決めてください。