コロナヤバくない?

みなさーん!こんにちは!

TOM's Kitchenです!

 (2021年8月3日、一部記述内容が分かりにくい部分があったことと、誤字があったため編集しました。)

 

7月27日、東京の新規感染者数が2848人になりました。

その発表の少し前に3000人超える可能性があるような報道もありました。

もし、このまま増加ペースが続けば今週の木曜日には3000人超えるかもなぁと思っていたら、まさかの火曜日なのに3000人と聞いて驚きました。思った以上の速いペースじゃないか!

ヘタしたら今週か、来週には10000人超える可能性もあるんじゃないかと思うととても怖いです。

 

私は今週末に一回目のワクチン接種を受ける予定なのですが、前倒しできないかなぁ。

とりあえず身体に抗体ができるまで、接種後数日はかかるだろうし、本当に効果がでるのは二回目の接種を受けてから、、、つまり私の場合だと8月21日以降の見込み。

仕事に出るのも怖いじゃん!

 

変異株も増えてきているようだし、本当に困ったものだ。

 

ただ、この新規感染者数、PCR陽性者であって本当に感染しているか分からない。症状があるならともかくも抗体検査を受けて間違いなく感染していたっていうならともかくも、実際の感染者は1割引きくらいで見た方がいいのかもしれない、、、と自分をなだめるが、感染していないものの保菌者であることは間違いない。こわっ。

 

しかし、なんでワクチン接種もっと早くできなかったのだろう。重症化リスクの高い高齢者よりも、どうしても外に出回る機会の多い20~30代を先行するべきだったのではないか?とかいろいろ考えられるが、いまさら政策批判しても仕方がない。

 

これから先どんどんワクチン接種を前倒ししてほしいですね。

 

変異株には効き目が弱いとか噂もあるけど、効き目が弱かったとしてもゼロではないだろうし、副反応が怖いとか言っている人もいるようだけど集団免疫を早くつける意味でも(この新型コロナ、正確にはSARS-COV2、集団免疫つけてもダメな気もするが)みんな早くワクチン接種が打てるようにどんどん接種できるようにしてもらいたい。

もちろん接種するかどうかは本人次第だけど、接種したくてもできない人を一日も早く減らしてもらいたいものだ。

 

そういう私もmRNAワクチンなんて言う新型ワクチンとか、政策的な意味で認めたくない気持ちもあるし、感染増強抗体がmRNAワクチンでも出来るらしいって聞いてから(これらについては別途解説するブログをいつか公開したいと思います)、接種を受けるのは出来るだけ避けたいと思っていたが、今日の報道を見て早く接種したいと思うようになった。

さすがに火曜日で3000人弱と言う数字は怖い。これまで一般的だった生ワクチン・不活化ワクチンなどと違ってファイザーのワクチンはmRNAワクチンであり、人類に使われたことのないタイプのワクチンである。にも拘わらずファイザーやモデルナのワクチンは治験ワクチンであって治験を終えて完全に安全を確認された承認ワクチンではないこと、さらには感染増強抗体ができるタイプのワクチンであると聞いているので(ファイザーの初期のワクチンは感染増強抗体ができないタイプのワクチンである)、できることなら接種したくないと思っていたのだが、そんな私でも今日のニュースは脅威に感じたのである。

結果的にリスクとメリットを比べて早く接種したいと言う結論を出したのだ。

 

ま、そんなこと言っていても仕方ないので今週末を待つしかないのだが。

 

ところで、変異株のことを最近はデルタ株とかよくわからない呼び方に変わってしまいましたね。当初はイギリス株とか言われていたがその方が分かりやすかったと思いません?

 

私はイギリス株とかアフリカ株とかインド株と言ってもらった方が分かりやすいのだが、、、

 

ただ、それよりわかりやすいのは、N501Yと言った表記方法だ。

詳しくは下記ご覧ください。

 

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N501Y イギリス株 従来株より感染しやすい。
E484K アフリカ株? 免疫やワクチンの効果を低下させる可能性(重症化しやすい)
L452R インド株 アジア系人種でアフリカ株同様の可能性、感染力も強い
E484Q インド株 不明

他にもdelH69V70だったり、K417N、k417Tなど様々な20種類以上が確認されている。

N501Yは新型コロナウィルスのスパイクたんぱく(ヒトの細胞の受容体にくっつく部分のたんぱく質、RBD)残基配列のうち501番目のアミノ酸がNからYに変わったということを示している。
ちなみにNはアスパラギン酸、Yはチロシンと言うアミノ酸の略号である。

アミノ酸の略号については代表的なものだけですが下表参照願います。)
また、delH69V70は69番目と70番目のアミノ酸が欠損していることを表している(deletion型のものについては、記憶が不明瞭です。もしかしたら69番目から70個のアミノ酸が欠損している。の間違いかもしれません)。このタイプのものはPCRで陰性として誤検出することが多いそうだ。

N:アスパラギン酸
Y:チロシン
E:グルタミン酸
K:リシン
L:ロイシン
R:アルギニン
Q:グルタミン

なお、L452Rについては血液型の一種HLA型(一般的なABO型と違い、移植手術などの時に拒絶反応が起こるかどうかを判別するときに使われる血液型で白血球の血液型である)でHLA-A24という型を保有している人において免疫力やワクチンの効果を弱める。
このHLA-A24は日本人の6割が持っている型で、アジア系人種では多い血液型である。
白血球は免疫機能の一種であり、この型の白血球を持っているとL452R型のウィルスに対する免疫力が落ちるため、アジア系人種が感染すると重症化しやすくなる。

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引用元は複数のソースであり、これまで情報が入るたびにテキストファイルにメモしてきたものなのですべてを挙げることはできませんが、日本臨床検査研究所様のHPに詳しく解説されていたのでURLをはっておきます。

www.jcl.co.jp

 

学生時代から25年近く生化学に携わって来た私にはこの方が分かりやすいのですが、逆に難しいと思われる方もいらっしゃるでしょうね。すみません、ただ変異株って何がどう違っているのかなんとなくわかってもらえたのではないでしょうか?

少なくともたんぱく質塩基配列のうち一つのアミノ酸が置き換わっただけでこれだけ感染力や重症化リスクが変わってしまうことはわかっていただけるのではないかと思います。

 

どういうときにアミノ酸が置き換わるのか、、、これは説明し始めると論文1本分くらいの容量になってしまうと思うので書きませんが、人から人へと感染を繰り返すうちにたんぱく質のコピーにエラーが発生して書き換わるものだと思ってください。(だけではないですが)

つまり感染を減らすことがコロナウィルス(Sars-COV2)をより危険なウィルスにさせない方法の一つだと思って感染対策に心がけてもらえればと思います。

 

長文、最後までお付き合いいただきありがとうございました。